Rir6アーカイブ

2007-07-12

[思いつき]サークルをコミュニタリズム・リベラリズム・リバタリアニズムの三形態に分けてみる。

コミュニケーションの分配という観点から、サークルを類型化してみる。

コミュニタリズムのサークルは、基本的にコミュニケーションを平等に分配することを最優先し、好もうが好まざろうが全員強制的にコミュニケーションをする(具体的には週一飲み会強制参加とか)ことが要求される。そして、その強制を行う権力が必要故、上下関係が厳しくなる。ただし、コミュニケーション弱者にも強者にもコミュニケーションを平等に分配してくれるから、みんな「仲良く」なれる。

リベラリズムのサークルは、コミュニケーションの機会は平等に与えるが、それを生かすか生かさないかは、その人次第ということになる。具体的に言うと、飲み会をよく開くが、参加・不参加は自由。リベラリズムは「他人の自由を侵害する行為以外は全て自由」だから、コミュニケーションをする自由もあれば、しない自由もある。但し、そのことを他者に強制、具体的に言うと無理やり飲み会に誘ったりすること、は出来ない。そして、強制する権力がない以上、上下関係などというものも次第に儀礼的なものになっていく。

リバタリアニズムのサークルは、コミュニケーションを享受できるかどうかを、完全にその人の能力にゆだねる。例えば、サークル内のある人が飲み会を開こうと思っても、その人がサークル内でリーダー的地位を占めていなければその提案は無視される。また、あるリーダー的地位の人間が飲み会を開いたとしても、その飲み会に参加できるのは、そのリーダーに好かれている人間だけ。基本的にコミュニケーション能力のない者は、例えサークル内に居ても、飲み会には参加できず、サークル内で疎外される。上下関係などはまったく存在せず、あるのは「コミュニケーション能力があるかないか」の序列だけ。

で、何でこういうことを考えているかというと、僕は一応大学生活を営んでいて、サークルにも入っているんだけど、だけどどーも↓の様な

http://www.geocities.jp/wakusei2nd/daigaku01.html

http://www.geocities.jp/wakusei2nd/cc00.html

殺伐とした環境ではなくて、でそれは何故かなと考えていたら、実はサークルにも色々な種類があるんじゃないかと、思ったから。

多分僕が入っているのはリベラリズム的なサークルで、善良な市民氏が思い浮かべてるのは、リバタリアニズム的なサークルだと思う。で、一方では体育会系だとまだコミュニタリズム的なサークルも残っている(*1)。で、それぞれのサークルには、それぞれ向くタイプの人と向かないタイプの人がいると思うのだ。例えばコミュニタリズム的サークルなんかは、コミュニケーションしたいんだけど出来なかった人とかにぴったりだろうし、リベラリズム的サークルは、コミュニケーションってそんな気張ってするもんじゃないと考える人向きで、リバタリアニズム的サークルは、まさにコミュニケーション強者が「うぉぉぉぉ!コミュニケーションするぞぉぉぉ!」って言って入るサークルな訳。

「入ったサークルで如何にうまくやるか」っていう知識ももちろん重要なんだけど、一方で、こういう風に「如何に自分にあったサークルを見つけるか」という知識も、大学のコミュニケーション戦略には重要じゃないかなぁと、ふと思った。

でも

こんなことよく考えたらとっくにほかの誰かが誰かが言ってそうだ。

っていうか「他人の自由を侵害する行為以外は全て自由」なのはリベラリズムじゃなくてリバタリアニズムじゃねーの、という突っ込みがはてなキーワードからされているよ。

[セカイ]中国語版アンサイクロペディアがぶっ飛んでる。

http://zh.uncyclopedia.info/wiki/%E8%96%94%E8%96%87%E5%B0%91%E5%A5%B3

http://zh.uncyclopedia.info/wiki/SOS%E5%9C%98

http://zh.uncyclopedia.info/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9C%8B

http://zh.uncyclopedia.info/wiki/%E5%9C%8B%E5%85%B1%E5%85%A7%E6%88%B0

なんつーか……文字は殆ど読めないのだけれど、濃さは存分に伝わってくる。

っていうか国共内戦をネタにするって反則だろ!

[動画]インドのマイケルジャクソン

[http://www.youtube.com/watch?v=CUL2Y0CeYGc:movie]

中国語の空耳付

*1: ちなみに、リベラリズム系は文化系だったり学術系のサークルに多く、リバタリアニズムはイベント系サークルに多いけど、最近はそこらへんの垣根は流動化してるので、実際に一ヶ月ぐらい参加してみないと分からないこともあると思う。

この日へのコメント

alphal 2007/07/12 20:12
15歳で大学生なのですか。
これは凄い飛び級ですね(わらい