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[佐世保の少女について]長崎・佐世保小６女児カッター殺人事件について（５〓２）思うがままに

この記事は長崎・佐世保小６女児カッター殺人事件についてという特集の中の記事です。出来ればリンク先から特集の他の記事へ行って見てくれると嬉しいです。

社会によって苦しんでいるあなたへ

そう、あなたは今この、とても残酷で、卑怯な社会を生きているの。そして僕もそんな社会の構成部員の１人として、かつての自我をわざと記憶から消去し、のうのうとしている。

こんな僕が果たしてあなたに何を指図できるというのだろう？僕は前回の記事で

この次の文では「では今少女と同じように苦しんでいる人はどのようにすべきか？」を書きたいと思います。

という事を書いた（その時は具体的な処方箋が頭の中にあった気がしたんです）、しかし僕は実はそんな文書ける訳がなかったんだ。

僕はあなた達に指図したりする事が一切出来ない。そう、「殺すな」と言ったり「生きろ」などと言う事も決して出来ないのだ。そしてそれは、あなた以外の他の誰も同じ事、あなた以外の誰もあなたに命令することは出来ない。

しかし今の社会は決してそれを認めないだろう。だから今の社会は「国」とか「世間」とかを持ち出して必死であなたの生を否定し、自己に服従させようとする。そこであなたは何をすべきか？それも自由だ、僕は何をすべきかを言える立場にはない。僕達はあなた達の行動全てを肯定すべきなのだ。

ただ一つ自分の失敗体験を語らせてもらうと、社会というのは相手に「自分が勝った！」と思わせながら負けさせるのが実に上手い。そして社会というのは、それが自分の内にある限り絶対に負けない。

僕が書けるのはそれだけだ。そう、たったそれだけの事しか書けないのだ。もはや僕には弁解の余地もない。。。 http://www.2log.net/home/nwatch/archives/blog237.html