Rir6アーカイブ

2007-07-28

[ネタ]昔の自分の記事

を自戒のために再掲載。ただ、そのまま載せると余りに「キツい」ので、画像を挟んで茶化しておく。

でも、書き方はもう明らかにおかしいんだけど、趣旨としては良いこと言ってるんだよなぁ・・・なんつーか、この頃は真剣に文章を書いてたんだなぁ。

でも、やっぱりエヴァの見過ぎだねwww

僕が殺した?(2004-11-03 19:11:37)

[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「やぁ、今日もまた人を殺したな」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「・・・」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「見たんだろ?あれを、首を切られて殺される映像をさ」(*1)


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「・・うん。」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「何か感想は?」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「言わなきゃ駄目なの?」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「そりゃ駄目だよ、君は表現によって何かを変えられると信じているんだろ?だったら言って、何かを変えようとしなきゃ」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「・・・何も言いたくない。」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「ふふふ、そりゃそうだろうね、何せ君は、あれが現実であると思えないんだから」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「うん。」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「あまりにもあの映像は出来すぎていた。最後の所の音楽何かは、どっかの映画を見ているかの様だったしね。」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「何かどっかのホラー小説みたいだったよね!」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「そう。余りにも出来すぎていて、却って現実感が無かった。」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「そう、そうなんだよ!いやー、本当に911以降のこの戦争ってのは何かサブカルチャーの様で、イデオロギーの消失っていうか、そういう物を考えさせられたねぇ。」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「・・・本当にそんな事を思ってるのかい?」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「えっ?」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「とぼけないでよ、あんたの言っている事はぜーんぶ[asin:4087201880:title=これ]とか[asin:4569619355:title=これ]とかに書いてあった事をパクっただけじゃない(w」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「ははは(w」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「ははは(w」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「・・・」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「どうしたの、もっと笑えば?」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「・・・違うんだよ、さっきの本の指摘っていうのは本当に的確なんだ。だから僕もそれが正しいと思ったからそれを自分の言葉で表現しただけで」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「嘘だね、自分に対する」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「違う!」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「お前は本当は何もこの事件に対して感じる事が出来なかったんだ。だけれどそれを認める事は今までの自分を否定してしまうから、無理矢理他者の言葉を借りて、語れる振りをしようとした」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「そう思いたいなら思えば良いさ」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「あら結構強気なのね」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「そりゃそうだよ、あんたの言っている事は全て妄想、裏付けなんか全くないんだ」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「あなたのその自信もね」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「違う、これは自我という確固とした存在から・・・」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「本当にそんなものあるの?そもそも『確固とした存在』なんてあなたは感じた事有るの?」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「我思う、故に我有りさ」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「それを証明するのは単純な論理式ね。そう、あなたが『そんなもの有りっこない!』と言った。」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「!?」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「あなたは論理を否定したでしょう?」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「・・・」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「もう一度聞きます。あなたは現実なんて物を見たり感じたりした事があって?」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「・・・」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「自分に都合が悪くなると沈黙するのね。まぁいいわ、あなたはそもそも『リアリティ』なんてものは持ってなかった。そのことは小学生の時、『いじめられていて、ただそれに従っていた自分』を『いじめと闘っていた自分』という風に捏造したことだけで十分分かるわ」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「違う、過去の自分と現在の自分は同一ではないんだ!」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「それを思った自分はもう過去になってるのよ?」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「???」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「時は常に進む、本当の『現在の自分』なんてそもそも感じる事は出来ない―」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「・・・」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「あなたはどんな所においても『リアリティ』なんてものが存在しない事を知っている。そうだとしたら何で何かの為に動く事が許されるのかしら?」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「感情・・」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「結局あなたは物なのね(w、何よ、あれだけ『僕は世界と敵対するんだ!』とか言いながら、いざとなったら自分は世界だとあっさり認めて、恥ずかしくないの?自分が嫌にならないの?」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「・・・」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「あなたの最後の望みは私だわ、だけれど、この私が居なくなったら、一体あなたはどうするのかしら?」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「えっ、ちょっと待って・・・」


[f:id:Rir6:20070728003604j:image:left]「あー、それも面白いわね。じゃあ私はここらで去ろうかしら」


[f:id:Rir6:20070728003605j:image:left]「あっ・・・」


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元の記事のキャッシュからコヒペして思ったこと

*1: イラクで人質になった人が殺された時の映像だと思われる